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2024.09.02

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防災の日に

9月になりましたね。きたの鍼灸院整骨院です。

 

最近の小学校の夏休みは明けるのが早くて、8月の終わりから登校するようですが、

私たちきたの院のスタッフが小学生の頃は、まだ91日が夏休み明けの登校日で、

防災訓練をして帰ってくるのが通例だった気がします。

今でも防災訓練はしているようですが、姪っ子に聞いたら、今週のどこかでありますよという告知だけで、抜き打ちテストの如く訓練するそうです。

確かに、災害は突然やってくるのでその方が正解なのでしょう。

 

ところで皆さんは、災害対策は万全ですか?

今年は年明けから大きな地震があり、お盆期間には南海トラフ地震を警戒して新幹線が速度を落として運行したり、また一番近い所では、台風の影響で川が氾濫するかも、土砂崩れが起きるかもなどの警報が鳴ったりと、災害時に備えましょうという意識が高まっていますよね。

ですので改めて、防災について少し調べてみました。

 

★防災の日★

91日は防災の日です。

なぜ91日なのかというと、

1923(大正12)91日に発生した『関東大震災』が教訓になっていると子供の頃に教わったと思います。

 

関東大震災は、神奈川県・東京都を中心に、千葉県、茨城県、静岡県の広範囲で、死者・行方不明者105,385人、建物被害372,659棟という甚大な被害をもたらしました。

この震災を忘れず、災害に対する備えをしっかり行おうと、1960年、国は91日を「防災の日」として制定されたそうです。

 

しかし、理由はそれだけではないようです。

 

91日は、暦上で台風が発生するとされる厄日、立春から数えて210日目の日で「二百二十日(にひゃくはつか)」と呼ばれる暦の日。これも防災の日に設定された理由の一つなんだそうそうです。

 

 

★防災の日にお家でオススメの備え★

では、実際にどんなことをしたら良いでしょうか?

 

防災マップで地域の避難場所を確認する

国土交通省や各市町村で防災マップやハザードマップなどが作られているので、自分が住んでいる地域でどんな災害が予測されるかを把握し、自宅から近い避難場所がどこにあるのかを確認しましょう。

さらに、家族で自宅からその避難場所まで実際に歩いてみて、どんな経路で行くことができるかを確認しておくともっと安心ですね。

また、防災アプリをダウンロードしておくのもいいと思います。

 

◎防災グッズを確認する

携帯ラジオや非常食、救急品などを詰めた防災リュックは、いざというときにそのまま手にして非難することができるものです。そのために、リュックの中に入っているものが十分か、非常食が古くなっていないか、定期的に中身の確認することも大切です。

 

◎食料や飲料の備蓄を確認する

万が一の場合に備えて、非常食や飲料水を1週間分ほど準備しておきたいもの。

備蓄品は、長期で保存ができるものを備えるのが基本ですが、ローリングストック法といってレトルト食品や非常食をあらかじめ多めに購入をしておき、日々の生活で消費しながら、なくなった分を買い足す方法を活用すれば効率的かつ低コストで防災グッズを備えられます。

 

防災グッズや食料など、具体的なチェックリストは以下のように首相官邸のホームページからダウンロードすることができるので、活用してみてください。

防災チェックリスト

◎家族同士の連絡手段を確認する

災害時は電話がつながりにくくなることが想定されますが、携帯電話や固定電話から利用できる、NTT災害伝言ダイヤル「171」などで安否確認を行うこともできます。また、SNSで連絡を取り合うこともあるかもしれません。家族同士で、緊急時にどうやって連絡をとるか、事前に決めておくのが大切です。


 

いかがでしょうか?

ざっと身近に出来る事を書いてみました。

他にはこれを機に、消火訓練に参加してみるとか、地震を体験できるようなイベントに参加してみたり、いざというときに慌てずにいられるよう備えるのもいいと思います。

地震や台風など、災害の多い国ですが、自然豊かで水の豊富な美しい所、上手に共存していきたいものです。

ですので、年に一度くらいは皆で防災について取り組んでみてください。


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