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お知らせ
寝違え
こんにちは。きたの鍼灸院整骨院です。
8月も終わりに近づき、日中はまだまだ暑いものの、風が少し涼しく感じられるようになってきて、
夏ももう終わりなんだなぁと季節の変わり目を意識し始めると、
季節の変わり目と言えば、不調を訴える人が増えるなあと思ったので、
今回は寝違えについてお話しようと思います。
朝起きたら首が痛くて振り向けないなどの症状、“寝違えた”という経験したこのある人は結構いらっしゃると思います。
では、寝違えとはどうして起こるのでしょう?
◎寝違えの原因
実は医学的には『コレ!!』という正確なところは解明されていません。
X線やCTなどの画像検査をしても、寝違えの原因である異常がみられないことがほとんどなのだそうです。
日本整形外科学会によると、
考えられる原因としては
- 睡眠中不自然な姿勢が続いたために一部の筋肉が阻血(血液の供給が不足)におちいり時にしこりとなっている
- 前日などにいつもはしないスポーツや労働をして一部の筋肉が痙攣している(こむら返り)
- 頸椎の後ろの関節(椎間関節)の袋(関節包)に炎症がおこる
などであり、
また、筋肉の阻血・疲労や関節包の炎症を引き起こすのは、
- 上肢の使い過ぎ(手で重いものを持つ動作は頸の後ろの筋肉に負担がでます)
- 同じ姿勢の持続(飲酒後の睡眠や疲れ果てての睡眠などでは寝返りが少なくなる・パソコンや事務作業が長時間に及ぶと頭を一定位置に保持するために頸部の筋肉に負担が生じる)
というのが原因の場合が多いと思われるということでした。
なお、「寝違え」は俗称で、正式名称としては首まわりの痛みを総称して「急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)」とも呼ばれています。
◎当院の治療
では、もし寝違えてしまったらどうしよう?
という事ですが、
当院では、基本的には負担となっている筋肉や、その周りの筋肉の硬さをほぐしたり、マッサージや電気療法で血流を良くして痛みの軽減、可動域の改善を行います。
炎症の酷い強い痛みには局所のマッサージは避けた方がいいので、アイシングだったり、場合によっては鍼治療で対応しています。