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2024.07.22

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日焼けと美容鍼

こんにちは。きたの鍼灸院整骨院です。

 

前回、2種類の日焼けがあるというお話をしました。

今回は、肌が黒くなる仕組みと、日焼け後にも美容鍼はオススメ!というお話しようと思います。

 

 

◎日焼けの後はメラニン色素の沈着

日焼けするのは紫外線が皮膚の内外の細胞を傷つけるからですが、

では、具体的なメカニズムはどうでしょうか?

 

皮膚に紫外線を浴びると表皮で肌を守るため活性酸素が発生します。

その活性酸素は表皮の基底層にあるメラノサイトという細胞に届きます。

すると、メラノサイトにメラニンを作れ!という指令が入り、メラノサイトはチロシナーゼ活性酵素を作り、チロシンというアミノ酸と合わさってメラニン色素が生成されます。

 

メラニンの生成といった皮膚内の反応は紫外線を浴びてから12~24時間ほどとされています。

そして、基底層で作られたメラニンは、皮膚に備わっている新陳代謝(ターンオーバー)の働きにより角質層に押し上げられます。

その結果、紫外線を浴びてから2~7日後に肌が黒くなるのです。

 

ターンオーバーによって肌表面へと押し上げられたメラニンは、最終的に古い角質とともにはがれ落ちます。健康な肌であれば約28日周期といわれています。

しかし、日焼けのように、紫外線を大量に浴びるとメラニンが過剰に生成され、ターンオーバーが遅れると、メラニンの排出が滞って蓄積・色素沈着し、黒い肌はいずれシミになります。

メラニン合成メカニズム

◎ターンオーバーと美容鍼

 

上の図のように、肌は「表皮」「真皮」に分かれ、その下に「皮下組織」があります。そして、ターンオーバーは表皮において行われます。

 

また、ターンオーバーが行われる表皮は「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」の4つの層に分けられます。

肌の細胞は基底層で作られてから少しずつ上に押し上げられて、最終的に角質となって剥がれ落ちます。この新陳代謝を“ターンオーバー”と呼びます。

 

ターンオーバーの周期は一般的に約28日周期と言われていますが、周期は年齢・心身の状態により遅くなります。

特に年齢とともに遅くなり、年齢×1.5日とも言われています。

具体的な例で見てみると、

20歳ではターンオーバーサイクルは30日。

40歳になると60日間と倍の約2ヶ月!!

 

そこで、美容鍼です。

美容鍼の効果にはターンオーバーを活性化してくれる効果があります。

それは、鍼を打つことで血行が促進されるので、肌に栄養がしっかりと供給されるからです。

 

正常なターンオーバーが出来ていれば、増えてしまったメラニン色素を元の数へ戻すことが出来るので、日焼けの後にも美容鍼はオススメなんです。

 

それから、定期的に美容鍼を受けると、紫外線を浴びて破壊された肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを増やす効果があるのでおススメです。

美容鍼は鍼で肌の内部に傷をつけ、その傷を治そうとする自己治癒力を利用していて、

治ろうとする過程で、コラーゲンやエラスチンが生成されます。

 

 

というわけで、日焼けをした後は、

もちろん冷やしたり、保湿をしたり、ビタミンなどの栄養をとったり、ということはとても大事ですが、

美容鍼も受けていただくのがおススメです。

 

 

鍼

ご興味がある方は、きたの鍼灸院・整骨院スタッフまで。

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