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2024.07.01

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Too much sugar は headache?! 砂糖と頭痛の関係

以前、英語の勉強をしてみたくなって、スクールに少し通っていたことがあるのですが(結局続けないとすぐに忘れました)、その時に目にした例文に“Too much sugar makes you a headache”お砂糖を取り過ぎると頭痛になるとう文章があって、え?!そうなの?!と甘い物が大好きな私には衝撃的だったのですが、しかし、この時は“too much”がどのくらいの話をしているのかあまり深く考えず、スタバのキャラメルフラペチーノくらい甘いのを飲むと頭痛が出るのかな?くらいの話だと勝手に想像していたのですが、

前回、ペットボトル症候群について書いていた時に一日の砂糖の摂取目安量を書いていて、ふと思いだし、改めて砂糖、つまりは糖質の取り過ぎと頭痛についてまとめることにしました。

 

 

チョコレートやクッキー、菓子パンやケーキにアイスクリームなどの洋菓子や、大福や羊羹などの和菓子、どれも甘くておいしい物ばかり。食べると何だか幸せな気持ちになったりしますよね。大好きでつい食べ過ぎてしまう、なんて人は結構多いのではないでしょうか?

しかし、その美味しくて病み付きになる甘い物ですが、食べ過ぎによって頭痛を引き起こすことがあるという事です。

 

 

スイーツ

◎甘い物を食べ過ぎると低血糖になる?!

 

ペットボトル症候群の時にも説明しましたが、

甘い物の主である砂糖、そして炭水化物などの糖分は身体に入ると血液中に取り込まれ血糖となります。

ですので、糖分を取ると、まず血糖値は上がります。

そして血液中に存在する血糖値が上がるとそれをエネルギーに変えて筋肉などに取り込むため、
膵臓が働いてインスリンというホルモンを出して吸収していきます。
そしてある程度吸収が終わるとインスリンは働きをやめ、また正常な血糖値に戻るのですが、

糖分を大量摂取すると血糖値もその分急上昇します。

急に上がった血糖値を下げようと、インスリンが大量放出されます。すると、急上昇した血糖値が急降下するため、
今度は下げ過ぎてしまい低血糖状態となってしまうのです。

この急に低血糖状態になっている時にでる症状が“頭痛”です。

(他にもめまいや立ちくらみ、冷や汗、しびれなどの症状が起こることがあります。)

 

 

◎甘いものがやめられない…鉄分不足かも?!

 

ついつい食べ過ぎてしまう甘い物、頭痛の要因になっているのなら、ちょっと控えたいところですが、
太ると分かっていながら、甘いものだけはなかなかやめられず、
「また誘惑に負けてしまった…」と、自分の意志の弱さに落ち込んでしまうなんてことはありませんか?

 

でも、それは本当に意志が弱いからやめられないのでしょうか?

 

実は鉄分が足りないと、甘いものが欲しくなります。

 

私たちの身体は、摂取した糖質をエネルギーに変えるのに「解糖系」「クエン酸サイクル」「電子伝達系」の3段階があります。

その中でクエン酸回路という代謝でエネルギーを作るときに鉄が必要になります。
鉄という材料がないと糖質を使う別の回路でエネルギーを作ろうとするのです。

しかし、この別の回路である解糖系ではたくさんの糖質を使っても少しのエネルギーしか作ることができません。
そうするとエネルギー不足になって、さらに材料となる糖質が必要となるので、
結果、常に糖質を欲してしまうのです。

そして、上で書いたように、甘いものをたくさん食べて、
血糖値の急激な上がり下がりによって頭痛になるとうい負の連鎖になっているのです。

砂糖と頭痛

◎砂糖と頭痛

 

砂糖(糖質)の取り過ぎで頭痛になるというのは、
細かく見ていくと、単純に食べ過ぎてしまっているというだけではなく、
そもそも食べ過ぎてしまう原因も隠れていたりするとうことです。

まずは砂糖を摂りすぎない食生活を心がけられるといいですね。

でも、甘い物を控えたいのにどうしても欲しくなってしまうというとき、
ちょっと鉄分不足をチェックして、鉄分補給を試してみても良いのではないでしょうか?


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