体温を1度上げると
理想的な体温は、脇の下で測って36.5度前後といわれます。
これは体内の温度が37.2度あるということになり
生命力がもっとも活発になる体温になります。
適正な体温が、身体活動を支える酵素の働きを活性化させ
細胞の新陳代謝を活発にしてくれます。
逆に、体内温度が1度下がると様々な悪影響が出てきます。
◻︎血流停滞
身体が冷えていると、血管が収縮して全身に血液が行き届きません。
血液は身体に必要な栄養、酸素、白血球など免疫物質を運んでいます。
この流れが滞ると身体に不調が出てきます。
◻︎基礎代謝が12%ダウン
基礎代謝とは、体を横にして安静にした状態で消費する最低限のエネルギー。
人間が消費するカロリーのうち、6〜7割は基礎代謝。
この基礎代謝が1割以上も落ちるということは
単純にそれだけ太りやすくなることになるのです。
◻︎免疫力が30%ダウン
酵素の働きが弱まると、免疫力が下がり病気にかかりやすくなります。
さまざまなウイルスや細菌による感染症などへの抵抗力が下がり
風邪やインフルエンザが流行するとすぐかかってしまったり、一旦引いてしまうと重症化してしまうことがあります。
身体が冷え、血の巡りが悪くなると女性特有の生理痛などはもちろん
腰痛や肩こり、関節痛、アトピー、めまい、頭痛などを引き起こします。
また、ダイエットしても痩せにくかったり、肌にも影響が出てきます。
これらの不調を回避するためにも、体温を上げるポイントを押さえてみましょう。
◼︎睡眠時間を6時間以上とる
◼︎ストレスをできるだけ減らせるようにしてみる
◼︎お風呂は湯船につかる
◼︎ウォーキングなど、生活に運動を取り入れる
◼︎温かい飲み物を摂るようにする
少しずつ気をつけることで、日常生活を楽に過ごすことができます。
取り入れやすいものからトライしてみるのはいかがでしょうか。