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2024.09.09

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秋の花粉症

こんにちは。きたの鍼灸院整骨院です。

 

秋ですね。

まだ日中は暑いけど、朝晩は気温が下がってきて、なんとなく空気感も違ってきたなと感じる今日この頃。

秋と言えば、食欲の秋!スポーツの秋!そして、花粉症の秋・・・!!

そう、今回は花粉症のお話です!!


 ◎秋の花粉の種類 

秋の花粉症は雑草など背の低い草や花の花粉が主な原因となっています。

ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどです。

ブタクサとヨモギはキク科、カナムグラはアサ科の植物。
どれもありふれた植物で、住宅地やオフィス街にも自生しています。

これら草の花粉は、スギやヒノキのような樹木の花粉と違って遠くまで飛ぶことはなく、 飛距離はせいぜい数メートルですが、道端や野原など私達にとって身近な所にあるため症状も出やすくなります。

 

ちなみに、秋花粉の代表ともいえるブタクサは北米原産の外来種で、繁殖力が強く世界中に分布し、日本へは明治初期に持ち込まれあっという間に広がり、今では、外来種だったとは思えないほど日本の土地になじんでいます。

そして、実は日本で最初に報告された花粉症はあの有名なスギ花粉ではなく、ブタクサだったという驚きの事実があります。

秋花粉植物

◎特徴と症状

花粉症の症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ、充血などの症状が見られます。
春も秋も症状としてはこれらの症状は同じなのですが、ただブタクサやイネ科の花粉は、スギ花粉のサイズよりも小さい特徴があります。

そのため花粉が鼻の粘膜を通り過ぎ、気管支にまで入り込み咳や喉の痛みなどの喉や気管を中心とした症状、喘息のような咳が出ることもあります。


 
◎秋の花粉症の期間
ブタクサ、ヨモギ、カナムグラの花粉が飛散する期間は、8月から10月です。
飛散量のピークは9月ですが、いずれも東北や関東で多く飛びます。
関東でブタクサの花粉が飛ぶ期間は長く、12月頃まで飛散することもあるそうです。


◎秋の花粉症対策

 秋の花粉症に対しても

<外出時>
・マスクや花粉症用メガネの着用する
・花粉の付着しにくい素材の服を着る

<帰宅時>
・家の中に入る前に、玄関先で衣服や髪の毛についた花粉を払う
・手洗い、うがい、洗顔をする

<在宅時>
・室内では窓を閉じる

・掃除を徹底する

・空気清浄機を利用する

以上の内容は春の花粉同様有効です。

 

そして、秋の花粉症の原因となる花粉は、「草の花粉」です。春のスギやヒノキといった「樹木の花粉」とは違い、遠くまで飛ぶことはありません。

ですので、

“原因となる植物に近づかない!!”という事が有効です。

近づかなければ吸わずに済むので、すべてを避けることは難しいかもしれませんが、原因植物が茂っている場所には極力近づかないようにすれば、それだけでも症状の出方はずいぶん違うはずです。

症状がつらいときには、内服薬、点眼薬、点鼻薬を使用して症状を緩和させ、しっかり睡眠が取れるようにすることも大事です。近くの耳鼻咽喉科医に診てもらうのもいいと思います。

 

また、私たちきたの鍼灸院整骨院では、花粉症の鍼治療も行っています。

それについては、次回、詳しくお話しようと思いますが、結構好評なので、気になる方はスタッフまでお気軽にお問い合わせください。

 


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