風邪予防には鍼が効果的!!
1月になって寒く感じる時が増えてきた今日この頃です。
新年になってもコロナウィルスやインフルエンザにはまだ安心できません。
ウィルス感染は空気の乾燥により空気中にウィルスが舞うことでリスクが高まりますので、室内では湿度管理によってウィルス感染のリスクは下げられます。
しかし、乾燥だけでなく冬場の気温低下によってもウィルス感染は高まります。
それが寒さによって起こる免疫力低下です。
人間の血管は機能として温めると拡張し血の巡りが速くなり、冷やすと収縮し血の巡りが遅くなる傾向があります。
この収縮、拡張の動きのある血管は血流によって全身に栄養を送り届ける機能を持っていますが、他にも免疫に関わる成分を全身に送り届ける機能ももっています。
よって、身体が冷えて血管が収縮し血の巡りが遅くなると、栄養を送り届けるのが遅くなるだけでなく、免疫力の働きが低下しウィルス感染のリスクが高まるというわけです。身体に慢性的な冷え性がある方などで風邪をひきやすかったりするのはこういった原因が考えられます。
この免疫力の低下に効果的な方法に鍼治療があります。
鍼治療には人間に備わっている生体反応を利用して免疫力を上げるという効果があるす。
身体に鍼を刺すと身体の内側では鍼を異物として反応し鍼を排除しようと血液が集まり白血球やマクロファージなどの免疫成分が多くなります。これが免疫力アップにつながる生体反応の一つです。
他にも鍼を刺すことで神経反射が起こり高ぶった交感神経を鎮めてリラックス効果がアップします。この交感神経を鎮めて副交感神経を高めることも免疫力アップの一つとなります。
このように代謝機能が落ちて免疫力も下がった身体には鍼を刺すことで免疫力が上がりウィルス感染予防、風邪予防にも繋がります。
ぜひ、冬の風邪予防に鍼治療をしてみてはいかがでしょうか?