腰痛予防にはドローイング
8月に入り外で運動するのがどんどんツラくなってきましたね。
運動不足は体調不良の原因の一つです。
家でも簡単な運動をして不調を起こさないように気をつけましょう。
最近では当院でも腰痛の方が増えています。
今日は腰痛予防で大事な体幹トレーニングの基礎、ドローイングをお教えします。
腹筋のトレーニングになるのですが、「いわゆる腹筋トレーニング(クランチ)」ではなく呼吸法による腹筋トレーニングです。
鍛えるべき場所は「腹横筋(ふくおうきん)」という場所です。
この腹横筋は「天然のコルセット」と呼ばれており、ここを呼吸法によって収縮させます。
方法は非常にシンプルです(が、慣れるまでは難しいかも。。)
【ドローイング】
①仰向けに寝て膝を90°まで立てます
②おへそと骨盤の間辺りを両手で押さえます(お腹の動きを手で感じるように)
③まずは息を吸いながらお腹を膨らませ、吐き出すと同時にへこませる(お腹の動かし方の感覚を掴む)
④息を吸いながらお腹をめいいっぱい!へこませる。へこませたら脱力させる。これを繰り返す(呼吸の動きとお腹の動きを分離させて③の動きの逆にさせる)
⑤息を吸いながらお腹をめいいっぱい!へこませ、ゆっくり息を吐くときへこませたお腹をそのまま30秒キープさせる。
これがドローイングのトレーニングの一つの方法です。
ポイントは呼吸の動きとお腹の動きを分離させて「お腹は常に凹ませる」ように腹横筋を収縮させることです。
ちょっと難しいと思いますが、チャレンジしてドローイングをしてみてください!